円形の図に並ぶ記号は暗号ではありません。3つの要素に分けて見れば、ホロスコープは驚くほど素直に読めます。
ホロスコープ(出生図)は、あなたが生まれた瞬間の空を、真上から写し取った地図です。初めて見ると記号だらけで難解に感じますが、読み方は「天体」「星座」「ハウス」の3要素に分解すれば整理できます。
ホロスコープに必要な情報
作成には生年月日・出生時刻・出生地の3つが必要です。とくに出生時刻は重要で、4分ずれるとハウスの区切りが1度動きます。母子手帳や出生証明書で確認してみてください。
要素1:10天体は「何が」を表す
まずは天体。それぞれが人の異なる機能を担当しています。
- 太陽……意志、人生の方向性
- 月……感情、無意識、素の自分
- 水星……思考、会話、学び方
- 金星……好み、恋愛、お金の使い方
- 火星……行動力、闘い方、情熱
- 木星……拡大、幸運、成長の分野
- 土星……責任、制限、成熟のテーマ
- 天王星・海王星・冥王星……世代的な変革、理想、深い変容
個人の性格を読むときは、太陽から土星までの7天体を中心に見ます。
要素2:12星座は「どのように」を表す
天体がどの星座にあるかで、その機能の表現の仕方が決まります。同じ火星でも、牡羊座にあれば直球で勢いよく、乙女座にあれば緻密で慎重に働きます。
よく知られる「◯◯座生まれ」は、太陽がその星座にあるという意味です。月星座や金星星座を重ねていくと、人物像が一気に立体的になります。
要素3:12ハウスは「どこで」を表す
ホロスコープの円を12分割したのがハウスで、人生の舞台を示します。
- 1ハウス……自分自身、第一印象
- 2ハウス……お金、才能、所有
- 3ハウス……学び、兄弟姉妹、近距離の移動
- 4ハウス……家庭、ルーツ、心の基盤
- 5ハウス……恋愛、創造、遊び
- 6ハウス……仕事の日常、健康
- 7ハウス……パートナーシップ、対人
- 8ハウス……深い結びつき、継承
- 9ハウス……専門知識、海外、哲学
- 10ハウス……社会的立場、天職
- 11ハウス……仲間、未来のビジョン
- 12ハウス……内面、癒し、目に見えない領域
たとえば「金星が7ハウス」なら、好みや愛情がパートナーシップの場面で発揮されると読みます。天体(何が)× 星座(どのように)× ハウス(どこで)。この掛け算が読解の基本です。
アスペクトで関係性を読む
天体同士が作る角度をアスペクトと呼びます。0度は融合、60度と120度は協力的、90度と180度は緊張をはらむ配置です。
緊張の角度は弱点ではなく、その人のエネルギーが集中する場所です。摩擦があるからこそ工夫が生まれ、結果として強みになっていきます。詳しくは相性の読み方もあわせてご覧ください。
読む順番のおすすめ
初心者の方は、次の順で見ていくと迷いません。
- 1. 太陽・月・アセンダント(1ハウスの起点)の3点を押さえる
- 2. 天体が集中しているハウスを探す(人生のテーマが出やすい場所)
- 3. 目立つアスペクトを1〜2本だけ拾う
すべてを一度に読もうとすると混乱します。まずは3点から。当サイトの誕生日占いや星座別の解説も、読み解きの入り口としてご活用ください。